あずとは484日、旅行時以外一緒に過ごした。
生まれた日は推定なのだが
あずきの猫生は550日足らずだっただろう。

人間年齢に置き換えると20歳代くらいにはなるらしいがなんと短い…。


昨年になってから、猫を飼いたい。今なら
慈しみ育みする事が出来る。とそういうタイミングが来た。
長年猫好きだったが、飼う機会がなかった。それに
一人暮しで「淋しさを紛らわす為」にペットを飼うのは
違うと思っていた。
だから、縁のある猫を探し始めて3カ月ほどし、
思わぬところであずと出逢ったのはやはり特別な縁を感じた。
お互いとの生活に慣れて来てからは、
あずきと過ごすのんびりとした時間、それはもう「至福」だった。

だからこそ、ふと思った。
(こんな幸せな日々がそんなに長く続く筈は無い)
あずきがキャリアだと分かる前からなぜだか、
あずきとの早い別れを感じていた。
もちろん、20年は一緒に過ごしたい。と思っていたのだが、
その反面そのような思いが常にあった。

そしてそれは現実のものになってしまった。

7月終わりから外へ仕事に行きだすまでは
この一年本当にウチでべったり一緒に過ごした。
それまで一人で100%自分のしたい様に自由に行動していた生活が
一変し、常にあずきとの生活が基盤になり、
生活のリズムが変わった。

それが窮屈に思う瞬間もあったが、
同時に嬉しい窮屈でもあった。

何よりも、あずきとの幸せな時間は
自分だけの自由な時間よりずっと素晴らしかった。

あの小さな存在がその死によって
また私にいろいろと気づきを与えてくれていると思う。

それはこれから徐々に明確になって行くのだろう。

あずは常に私のハートに共に居る。
そんな感覚が強くなって来た。

ありがとうね。あずき。



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5月に撮った福々しい頃のあずき。


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小さな遺骨となって帰って来た。


コメント、メールや電話等で共感、励まし、
皆さん、ありがとうございました。

ここはあずきが居てこそのブログ
9月中くらいには終わりにしようと思います。

従妹によると…

昨日はやはり、あずは私が帰るのを待っていたようだ。
それまで、クゥークゥーと小さく鳴いたり、
吐く時にわおーんと声を出したりしたらしいが、
私が帰る10分くらい前から玄関の方に向いて廊下で横たわり、

ドアを開けた途端、それまでにないほどの大きな声で、
「わぁーん!わぉーん!」と鳴いた。


帰宅してから2時間後あれよあれよと
消え入る様に死んでいったのだ。




あず、よくがんばったね。
朝出かける前に、帰ってくるまで待っててと
言ったのでがんばってくれたんやね。

もう、苦しみから解放されたね、安らかに…。

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形ある姿との最後。
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ペット葬儀社に依頼し、火葬〜永代供養してもらう事にした。
火葬後一部のみ返骨してもらい、
少しの間気が済むまでウチで供養する。
明日、骨となって戻ってくる。



今、あずの姿はもうない。


この現実にまだ実感がない。
いつも、常にあずの存在を意識して行動していたから…。

ドアはすべて閉め切らずちょい開けにし、
足元に突然と居たりするので、勢いよく動かない。
キッチンの流しはあずが舐めたり遊んだりしても
大丈夫な様に、包丁等はすぐにしまい、
常に片付けておく。
飛び出してしまわない様に、ベランダや玄関ドアは
あずを確認してからササッと開け閉めする。
などなど、もう身に付いてしまった習慣。

また外出してもあずが淋しがっていないか気になって
この1年数ヶ月いつも用事が済めば小走りくらいの
勢いで帰っていた。

今日駅前まであずにお花をと思い、買いに行った。
ふと、もう急いで帰らなくてもいいんだ。
帰ってドアを開けても、
出迎えてくれないんだ…と
思うと、力が抜けてしまった。


今こうやってPCに向かっていても
いつもの様にひざに飛び乗り、
顔を見上げて、「にっ。」と甘えた声を出し
フミフミ、ゴロゴロ言い出しそうに思う。

私が何かしているといつもそばに居て
見ている。

そういう視線が今はもうない。

いろいろな場面でそんな風に感じて
その度に涙する。

あずが居なくなった、この空虚感が
消えるには当分時間が掛かりそうだ。






お別れ

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仕事に出かける前のあずきさん。



調子は悪そうだが、意識はしっかりしている。

心の中で
(あずき、がんばらなくていいよ。
けど…私が帰ってくるまではがんばってね。)
といい家を出た。

水曜日のお昼間に続き、従妹とごんが心配して
私の居ない間、3時頃様子を見に来てくれた。

その時の様子がとても悪そうだったので、メールで知らせてくれ、
今日も仕事が終わると走る様にして帰った。

ドアを開けた途端、廊下で寝そべり、「わぉーん!わぉーん」と
辛そうに大きな声で鳴くあずき。
従妹は心配で私が帰るまで看ていてくれた。

朝とは全然違い、もうかなり危ない様子。

従妹とごんが帰った後、
玄関のひんやりするタイルの上で、
ベターと腹這いになり、苦しそうにジッとしている。
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ちらちら様子を見つつ、口の周りを拭いたり、撫でたりしていたら
急に少し血の混じった胃液を吐き、
脚をびんびんと痙攣させ、失禁して、息絶えた。

あまりにあっけなかった。

寝ているのかと思った。


あずは死んでしまった。










けど、私が帰るまで待っていてくれたし、
7月にリンパ腫だと分かった後も復活し
一カ月割と元気に過ごせたし、
肝臓がダメになって本当に苦しんだのは
ここ2〜3日だったと思う。

私は神様に一つだけ毎日お願いした。
たとえ、お別れが早くてもいいから、
出来るだけあずを苦しめないでください。


それは本当に思った通りに叶えてくれた。

悲しいけど、私の願いは叶った。


今、あずは静かに私の前のソファの上で横たわっている。

明日の午前中には火葬される予定。


短い猫生だったね。1才と6カ月足らず。


あずきさん、ありがとね。本当にありがとね。
あずきさんと暮らせて本当に幸せだった。

大好きだよ、あずき。
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従妹が撮ってくれた。







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辛いなぁ。
あずきの方がずっとシンドイだろうに、
見ているだけで辛い。

ほとんど横になっている。

帰ってからすぐ肝臓の薬とブドウ糖を与えて(これだけでも一苦労)
様子を見てたら1時間後に
「わぁお〜〜ん、わぁおーん」と大きな声を上げて吐いた。

何ももう口には入れたくないみたい。
日に日に小さくなって行く。

あずき、何もできないでごめんね。

★利尿剤3ml、肝臓の薬4ml

小1回、大無し、
ブドウ糖少々


あずきさん。
辛いね。

猫とはなんと強いんだろう…。

と思う。

人間なら集中治療室に入ってもおかしくない状態なのに。

ふとこうやって座ってたり、
キャットタワーでいつものように爪研ぎしてのび〜をしたり…



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そして、寝続ける。

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人間なら「劇症肝炎」と言われる様な状態らしい。
解毒作用が出来なくなるので、身体は相当辛いだろうに…。

点滴と注射を毎日すれば少しは楽になるのかもしれないが
病院に連れて行く事自体が
相当なストレスになるのが目に見えている。


今日も私が居ない昼間、ゴンと従妹がお見舞いに来てくれた。
ゴンとも後、何回会えるのかな。

食事も全くしないので、
シリンジで少しでも流動食を入れているが
それも本当に嫌がるので、無理しない。

今日も一日、あずとの時間を大事に過ごそう。


★利尿剤4ml、肝臓の薬4ml

小2回、大無し、
食事流動食少々、ブドウ糖少々